どうすればアトピーを克服できるのか?イルカのアトピー奮闘記①

こんにちは、イルカです。

このサイトを見てくださっている方はアトピー(アトピー性皮膚炎)によって自分や親族、知り合いの方が症状の大小はあれど苦しんでいる方であると思います。アトピー性皮膚炎は皮膚のバリア機能の低下や、その人個人の持つアトピー素因(アレルギー素因)により皮膚が赤くなる(発疹)や乾燥症状が出てくるものです。皮膚に症状の出る部位は 全身のどこにでも出ることはありますが顔面、肘のオモテ面、膝のウラ面、背中などが多いです。

アトピーは小学生の11%、大学生の8%に見られると行った大変一般的な病気なのです。

大抵のアトピーの方は小さい頃(遅くても中学生くらい)までにアトピーが出てきて、病院に行き、ステロイド(塗り薬)を処方され良くなったり・悪くなったりとマチマチです。現在のアトピーにおける治療の中心はステロイドと保湿であり、実際に効果があると言うのは大規模な実験でも証明されていることだからです。そして大人になるくらいにはアトピーはだんだんと落ち着いてきたりします。症状がまだあっても、ちょっとカサカサするくらいだったりと目立って皮膚がアトピーでグジュグジュになるのは少なくはなります。でも、そうはいかずに大人になっても症状が治まらず毎日が痒さと戦う日々という方もいます。

見た目は軽症だとこんな感じ


https://adb2020.thebase.in/blog/2020/07/09/161923

現在、医師として働くイルカもその1人でした。小さい頃からアトピーの症状が良くなったり・悪くなったりしてきて、様々な治療を試しましたが中々良くなりませんでした。医師として働く現在、思うことは良いとされている治療だけでは治ることも治らないこともあります。特にアレルギー素因が大きく関係するアトピーなどはその1つだと思います。だから、世の中には様々な民間療法がありふれています。イルカもアトピーを治したい一心で両親の助けをかりて、様々なものを試しました。その結果、現在では特に皮膚の見た目を気にすることもなく、痒みで眠れない夜もなく生活できています。

この治療がいいとは言えません。個人差がすごくあるからです。民間療法は特に効く人と効かない人の差が大きい治療です。イルカがこのサイトで言いたいのはアトピーは完全に治すことは難しい病気ですが、上手に付き合っていくことができます。そして、あなたがアトピーであることはあなたを成長させてくれます。アトピーで肌がグジュグジュになるのは恥ずかしいことではないということです。アトピーで他人からの目が気になり暑くても長袖も着ているあなたや、痒くて痒くて眠れない夜を耐えているあなたへ、一助になるといいです。

このサイトを読まれたとしても、今、ステロイドを使っている人がいたらそれをやめろと言うことではありません。急にステロイドをやめるのは危ない場合もありますし、ステロイドを処方した医者と相談して今後の方針を決めて行ってください。このサイトではアトピーとの付き合い方や可能性を、イルカの実体験を通じて知ってもらいたいのです。

イルカ自身のアトピーの歴史

アトピーは本当に生まれて数日から皮膚がカサカサしたり、そこをカキカキしてしまったため血が出たり、膿んでしまったりする子供もいますがイルカは幼稚園くらいから症状が出てきました。それでも深刻な方ではなく、膝のウラが痒かったり、顔がすぐ赤くなったりする程度でした。それでも日光には弱く、外で長時間遊んでいると日光と汗で痒くなって、小さいから掻いてしまって、ちょっとかわいそうな見た目になることはありましたが元気な性格だったので(笑)あんまり気にしないで過ごしていました。両親はこのころから気にしていたらしいですが。でも、プールは塩素が強かったりして皮膚が荒れてしまうことがあったので入ることは少なかったです。その代わりに海水は良かったので、よくお父さんイルカと海水浴に行った記憶があります(イルカですしね)(傷口から血が出ている人とかはバイキンが入るので海もダメですよ)あ〜、あと砂埃とかもダメだったので、周りの子が通っているサッカースクールには通えませんでした。( ´Д`)y━・~~

小学生になり、イルカは変わらず外で元気に遊んでいました。汗ダラダラになって、外で遊んで真っ黒になって、痒くなることはありましたがステロイドを塗ると次の日には痒みも治ってました。イルカ自身あんまり、しんどかった思い出はありません。ここでイルカのスポーツ欲はレベルアップしていきます(笑)。ついに大好きなテニスを始めるのです!!これはシンドかった😅何がって、テニスです!テニスにどハマりしてしまい、始めて2年ほどで全国大会出場を果たしました。これぞ天才イルカ!!一方でアトピーの方は週に7回もテニスをしていたので汗かきまくりのせいで、痒かったですね〜。夏は汗で首や背中やパンツが蒸れるお尻がかゆい、冬は乾燥して膝ウラや肘オモテが痒いとステロイドでなんとか耐えていましたが、見た目にも赤くなって、血が出ているところもあったりする時期もあったのでしんどかったです。でもイルカは幸運なことにお母さんイルカが優しかったので、タオルでこまめに拭いたり、かゆい時はさすってもらったりして、なんとか乗り越えていました。テニスも学校も楽しくて、充実していましたし結局は楽しかった気がします。

日が経って、中学生。イルカは短期集中猛勉強の成果が出て、進学校に通いました。家から往復4時間と遠かったですが変わらず続けているテニスと仲間たちがいて楽しい日々

しかし、、この頃からイルカのアトピーの症状は悪くなっていきます。特に顔面に赤みや痒みが出るようになってきます。他にも首と頭も悪くなってきました。顔は手ごろにポリポリと掻けるので、勉強とかしている時に掻いてしまうのですよね。特に嫌なことをしている時に掻いてしまうことが多かったです。マンガを読んだり、ゲームをしている時は集中しているので痒みを忘れることも多かったです。お陰で、痒いからと言ってマンガばかり読んで悲惨な成績になっていましたが😭、成績なんてどうでも良くなるくらい痒いのはしんどいのです。また、中学生や高校生と言ったら思春期です。イルカはモテイルカではないですが、他人の目がそれなりに気になってきます。顔がカサカサで、ポロポロ皮膚が取れていたら、変なふうに見られたら嫌だなと思って下を向いている時間も増えていたかもしれません。目を合わせて喋るのも、この頃は嫌でした。他人にどのように思われているのかが気になりました。”こいつ肌カサカサだね、汚ねぇぞ!”と思われているかと思うと、新しい人と会うのが嫌でしたし、たびたび鏡を見てカサブタがあったら取ったりして(意味はないのですが、肌触りが平らになるので)、皮膚がポロポロとフケのように落ちてきたら、払ってきれいにしたりしていました。

特に、キレイという言葉に敏感になりました。人は他人の肌が美しいときは”肌キレイだね”と褒めます。裏を返すと、イルカの肌はキレイの反対の汚いと言われているような気がして、完全に被害妄想ですが、、、

この頃の影響で今でも、他人の顔色や発言を窺って行動する癖が抜けません(笑)。空気は読めるイルカになったので悪いことばかりじゃないかもですが^_^;

以上ここまで、アトピー奮闘記①(中学生編でした)、いや〜しんどい記憶が蘇りました(笑) アトピー奮闘はここまで徐々に悪化してきていますが、この後より悲惨な展開を迎えます!!しんどくて、辛くて、生きているのもしんどい時代に突入していきますので、是非続きも読んでみてください。

今日は私が、心の支えにしていて、次のテーマでもあるこの言葉を送ります。

アトピーちゃんは天使ちゃん

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